書籍一覧
カテゴリ内の登録書籍数: 2,996件
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『東方綺譚』はユルスナール女史の極めて才気に満ちた風変りな短篇集である。私はその中で「源氏の君の最後の恋」という一篇に出会った。それは『源氏物語』のなかで表題だけあって、内容が一行もない例の奇妙な「雲…
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カルヴィーノ最後の作品
日本旅行の印象記に始まり、様々な展覧会・展示会を見ての印象、または書評など、ひとつひとつの文章が知的興味を誘う。
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妖精たちも夢を見るのだろうか?
ケルトの妖精の世界の伝統を現代に受け継ぐ、
イギリス生まれの現代の”魔女”ウォーナーが、
「ニューヨーカー」に発表した珠玉の傑作ファンタジー集。
妖精の王国は、…
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美しい自然に囲まれたジャマイカの農園から故国イギリスへと船出した子供たちを待ちうけていたのは?思いもかけない海賊船の襲来、そしてこの日が海の男たちと子供たちの奇妙な共同生活の始まりだったのだ。「何もわ…
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『赤い小人』、『メテオール(気象)』などの作品で知られる著者による、人生へのエスプリに満ちた短篇集。インドで迎えたクリスマスの思い出話「星に物乞いする男」、美少年との同性愛への賛歌「アフリカの情事」、…
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別冊幻想 「クトゥルー倶楽部◎ラブクラフト入門百科事典」
【作品】
谷弘兒 摩天楼の影
フレッド・チャペル 恐るべき物語
――ウィアード・テイルズ(渡辺健一郎訳…
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秘められた幻視機能を動かす事物
狂気と創造のはざまを生きた人々
奇妙な家を建てようとした男/架空のパラノイア患者の転生/太古の記憶を幻視した詩人/悪魔の肖像を描いた画家/異端派転生を信じた医者…
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ピエール・モリオンの匿名で秘密出版されていた『城の中のイギリス人』がようやく仮面をぬぎ、真の作者マンディアルグが登場した。
実験的性の追求者モンキュが、閉ざされた城の中でくり広げるエロとグロの情景は…
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マルペルチュイの館には何かがいる!
屋根裏の罠に残されたハエほどの大きさの手、闇にうごめく、人間の形をした小さな生きもの
――ここ、マルペルチュイ館に住む一族は、かつて太古の神々を捕えたカッサーヴ…
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ルクレチア・ボルジア、カトリーヌ・ド・メディチ、ブランヴィリエ侯爵夫人、エリザベス女王、則天武后にマグダ・ゲッベルス……世界史上、名高い12人の女たち。美貌と権力、魔性と残虐性によって人びとを恐怖に陥…
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地上の薔薇はいかにも美しいが、世の薔薇作り薔薇愛好家がもっぱらその外側にだけ心を奪われて、内部の、もうひとつの薔薇の美を探ろうとしないのが私には不満であった。
かつて桜の下には屍体が埋まっていたよう…
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1,500円(税込)
[ごめんなさい。売れてしまいました。]
ここ四、五年のあいだに書いた小説以外の文章は、いつか相当の量に達した。
これは、そのうちから文学に関するいっさいを除いた文集で、もとより評論と呼ばれるべきものではない。
といって高遠な思索や瞑想に…
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1,300円(税込)
[ごめんなさい。売れてしまいました。]
時計・コンピューター・百科事典・洞窟・宝石
金銀・狂気・記憶・電気椅子・電気療法・暗号・カクテル・精神病院
香り高い時間の彼方へ注ぐ端正な眼差し
映画・都市・地下鉄・時間・短歌・香り・香水・花・…
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あるときはめくるめく夏、若い男女の奇妙な愛の遍歴を
深まる秋、失踪した姉を追う暗号解読の旅の意外な破局
あるいは不具の男を慕う女子刑務所からの手紙の深層
さらに憎悪の美酒を醸し茶運人形いよる殺人…
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このアンソロジーは、とくべつなんの思惑もないという思惑以外、何の思惑もない。
われわれの願いは、本書の言語的、視覚的パラドクスを読者諸氏がわれわれと同じように楽しんでくれることである。われわれは…
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1,000円(税込)
[ごめんなさい。売れてしまいました。]
世界一の民話の宝庫、アイルランド。
中核をなすケルト民族は古来独創性を好み、
とほうもない空想力を養ってきた。
膨大な資料の中から選りすぐった民話20編と伝説7種8編、
著者自身の採話になる妖…
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鼻で歩き、鼻で獲物を捕える哺乳類。
第二次世界大戦直後、鼻で歩く一群の哺乳類が南太平洋の島々で見つかった。
ダーウィン研究所のシュテュンプケ教授が解明した驚くべき動物群とその進化の様相。
動物学…
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1,000円(税込)
[ごめんなさい。売れてしまいました。]
海、子ども、兵士、猫、魚、羊飼い、泥棒。
名作『まっぷたつの子爵』の作家のすべては
ここに始まる。11の珠玉の初期作品集。
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1,200円(税込)
[ごめんなさい。売れてしまいました。]
未知の世界をもとめて、若者ウォルターは故郷ラングトンを後にした。
旅立ちの前に波止場でふと目にした、美しい貴婦人と乙女と小人――
謎の三人連れの幻が心に焼きついて離れない。
妖しい糸にたぐりよせ…
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収められた九篇の物語は、いずれも神話伝説や古代史の人物を主人公とする短く圧縮された物語で、さながら生々しい情念の透徹した結晶を思わせる。随所にちりばめられた華麗な詩的アフォリズムを通して、若き日の作者…
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