幻想文学/怪奇小説/ファンタジー ・・・空想家のための古本屋”享楽堂”

書籍詳細

【百怪、我ガ腸ニ入ル 竹中英太郎作品譜】

販売価格: 12,800円(税込)

[在庫数 1冊]

書籍詳細

英太郎は今を去る半世紀のむかし、『新青年』など時代の先端をゆく雑誌に登場して、
江戸川乱歩・夢野久作・横溝正史らの探偵小説に、妖しくも美しい挿絵を描き、”大衆画壇”の寵児となりました。
ときに昭和初年、モボモガ巷を闊歩して、いわゆるエロ・グロ・ナンセンス。
軽佻華美に退廃する世相は、やがて襲い来るべき動乱の前触れ。
世界恐慌、失業時代から十五年戦争へ。
なだれ落ちるその時代を映して、英太郎の絵は昏く不気味な影を投げかけます。
羊水に漂う胎児・眸のない女・侏儒・もろもろの畸型、砂絵の風景えとせとらetc。
異形の絵を描き、異端の人生を彼は歩みました。
昭和十年、とつぜん画筆を折り、赤い夕陽の満州へ。竹中英太郎の名は、画壇から消えます。
・・・昭和六十三年春・四月八日、八十一歳で永眠するまで、
”職業画家”としての復活を彼は望まず、墳墓の地と定めた甲州夢見山に栖み、
山梨日日新聞論説委員・地方労働委員会会長等を歴任、第二の人生を全うしました。
この画集に収録された戦後の作品は、昭和四十二年以降、長男・労の懇請によって再び画筆をとり、
肉親への愛情と己の歓びのため描かれたものです。
ほとんど一点も散逸せず保管されてきたのは、「絵を金銭に換えるな」という遺志によります。

状態: 並下 帯ナシ。カバーにシミ・ヤケ・汚れ・傷・破れ・キレ・シワ。表紙にスレ・縁に傷み。天・小口に少シミ・汚れ。
出版社: 三一書房
画家: 竹中英太郎
発行年: 1990年 初版
定価: 10000円
サイズ: 18.8×26.4cm
ページ数: 173ページ

ホーム | ショッピングカート 特定商取引法表示 | ご利用案内