本書は、イギリスの黒魔術小説の大家デニス・ホイートリーが編んだ
恐怖小説のアンソロジー『恐怖の一世紀』の第2分冊である。
原著の52編の作品のうち、G.エンドア、M.R.ジェームスなどの傑作12編を収めた。
ホイートリーによれば、「恐怖」とは「夜歩く恐怖」だけでなく「昼歩く恐怖」もあるという。
亡霊や妖怪などが出現しなくても、背筋が寒くなる日常的なものがそれであり、
本文庫を読めば、この二つの世界の真髄を味わうことができるだろう。
※こちらの書籍は文庫本です。
状態: 並下 帯にシミ・ヤケ。カバーにスレ・小傷・シワ・少シミ・上下部にヨレ、カバー裏・本体に強いヤケ・シミ。
出版社: 朝日ソノラマ
著者: ガイ・エンドアほか
翻訳者: 樋口志津子、竹生淑子
発行年: １９８５年 初版
定価: ６５０円
サイズ: １０．８×１７．８ｃｍ
ページ数: ３６７ページ
シリーズ: ソノラマ文庫海外シリーズ
解説: 仁賀克雄
