未知の世界をもとめて、若者ウォルターは故郷ラングトンを後にした。
旅立ちの前に波止場でふと目にした、美しい貴婦人と乙女と小人――
謎の三人連れの幻が心に焼きついて離れない。
妖しい糸にたぐりよせられるように、やがてウォルターは「地の裂け目」から、
不気味な森の只中へと踏みこんで行く…。
騎士物語の冒険と栄光、妖精譚の魅惑と神秘をみごとに結びつけた、
ファンタジー文学の古典。モリス研究の第一人者による待望の日本語訳。
                        
                            
                                状態: 並下 帯ナシ。カバーに小傷・小汚れ・ヤケ・上部にヨレ・シワ。角に傷み。天・小口・地に少汚れ・少シミ。
                                出版社: 晶文社
                                著者: ウィリアム・モリス
                                翻訳者: 小野二郎
                                発行年: 1979年 初版
                                定価: 1200円
                                サイズ: 13.5×19.3×2.2cm
                                ページ数: 291ページ
                                シリーズ: 文学のおくりもの 14