幻想文学/怪奇小説/ファンタジー ・・・空想家のための古本屋”享楽堂”

書籍詳細

【ユリイカ 宮崎駿の世界】 1997年8月臨時増刊号

販売価格: 600円(税込)

[ごめんなさい。売れてしまいました。]

書籍詳細

【Hayao Miyazaki Now and Then】
引き裂かれながら生きていく存在のために
 /宮崎駿 [聞き手=山口泉]

現代において古典的冒険活劇はありうるか
 [講演]1986年11月2日一橋大学国立校舎にて/宮崎駿


【essays】
『もののけ姫』は過渡的作品だ/天沢退二郎
宮崎さんから受けた“注文”/加藤登紀子
僕は昔から宮崎駿さんのファンだったかもしれない。/諸星大二郎
人間の手で「シシ神の首」を返すために/宮迫千鶴


【on “Princess Mononoke”】
森の神殺しとその呪い、
森をめぐる想像力の源泉をさぐる/小松和彦
〈瘢痕〉を失った物語 『もののけ姫』 批判/山本ひろ子
アシタカが押し通る/小野耕世
ナノテク姫 / 小谷真理
おぞましきもの、目覚めよ 
『THE END OF EVANGELION』 と 『もののけ姫』/永瀬唯
神々は死んだのか サンからの問い/永沢哲


【Hayao Miyazaki,a film director】
アニメーティングなもの 少しおおげさかも知れない/高山宏
圧政としてのファンタジー
「想像力のファシズム」の廃滅のために/山口泉
「運動」の倫理 あるいは表象コンテクスト試論/斎藤環
究極の、そして最も幸福なアマチュア
   マンガ家としての宮崎駿/阿部幸弘
ヨーロッパはいかに宮崎駿を受容したか 
 フランス「おたく」年代記/フィリップ・クリスタン (訳=福田圭文)
レオの首のゆくえ 宮崎駿は「神殺し」を完遂したか?/高橋実
宮崎アニメと「おたくアニメ」
  「美少女」になれなかった美少女たちのために/糸山敏和


【symposium】
『もののけ姫』をいかに生きるか/山賀博之+是枝裕和+篠崎誠
「宮崎駿」とは何だったのか?/高橋洋+塩田明彦+新谷尚之


【retrospective】
『未来少年コナン』
  生を摑む足 『未来少年コナン』 から 『もののけ姫』へ/澤野雅樹
『ルパン三世 カリオストロの城』
  少女の心の盗みかた
   公女クラリス乙女心盗難事件ノート/住倉良樹
『風の谷のナウシカ』
  戦いの倫理と飛翔の快楽/中条省平
『天空の城ラピュタ』
  映画の夢、実現と喪失 『天空の城ラピュタ』
             ――覚え書きふうに/上野昂志
『となりのトトロ』
  ファンタジーが生まれる空間 『となりのトトロ』 論/平島奈津子
『魔女の宅急便』
  ここからあそこへのあいだの少女/石原郁子
『紅の豚』
  危機の時間 『紅の豚』 と飛行映画/加藤幹郎


【ex‐staff speaks】
特等席から見た宮崎駿/木原浩勝 [聞き手=霜月たかなか]


【deta】
PANORAMIC MIYAZAKI 宮崎駿 オリジナル・ムービーの世界
 /構成=霜月たかなか デザイン=平井正義
宮崎駿フィルモグラフィ
宮崎駿の軌跡 略年表/編=鈴木賢正

状態: 並下 表紙に傷がいつくかあります。
出版社: 青土社
発行年: 1997年 3刷 (初版も1997年)
定価: 1100円
サイズ: 22×14.4cm
ページ数: 261ページ
シリーズ: ユリイカ 臨時増刊第29巻11号(通巻393号)

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