「事実は小説より奇なり」というが、まず本書に収められた短編を読んでみたまえ。
ナチの強制収容所で、古城の図書室で、苔むした館の屋根裏部屋で様々な事件が起きる。
これを信じるか否かは、読者の自由である。
唯一守るべき条件は、昼間に、できれば明るく輝く太陽のもとで本書を読んでいただきたいということである。
ナーバスなあなたの身の毛をそば立てたり、悪い夢を見させることが目的ではないのだから……
名アンソロジスト、ヴァン・サール選による恐怖のカタログ集！

※こちらの書籍は文庫本です。